青山はスパイラルに、シチズンのインスタレーションを見に行ってきました。
展示場では、シチズンの時計に使用されているユニークな形の様々な歯車が展示されていました。可愛い形やら、面白い形やら、その一つひとつが個性に富んでいるのですが、一つでも足りないとその時計は動き出さないのだ、と思うと感動せずにはいられませんでした。さらに、会場の奥に足を運ぶと、メインのインスタレーションが待っていました。天井から吊られ、目映いばかりの輝きを放つその姿はまさに圧巻!開いた口が開いたまま状態!!約6万5000個時計の基盤(地板)が使われているこのインスタレーションは、半端ない存在感を放っていました。幻想的でした。「時間とは何なのか?」と、やさしく問いかけてくるような。ロマンチックな表現は下手ですが、そんな感じです。演出にコンセプトはもちろんあると思いますが「これを見たすべての人が各々に想像を膨らませ、何を感じたか?」ということが大切なのではないかと思いました。こういったストレートに心に刺さるアートは良いですね。すばらしい展示物を目にすることができて本当に良かった。そんな一枚です。
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