年末年始休暇の最終日、「ミシェル・ゴンドリーの世界一周展」を見るべく現代美術館へ行ってきました。
現代美術館は清澄白河にあるのですが、清澄白河へ訪れたのは初めてで、もちろん現代美術館へ行くのも初めてでした。ミシェルゴンドリーという人物については、この展示会に行くまでまったく知りませんでした。こういった展示会はある程度の知識を持って行った方が楽しめるのでしょうが、何も知らずに行ってみるのもいいものです。なぜかというと、名前を知らないで行くと、変な既成概念に左右されないからです。「ああ、ミシェルゴンドリーってこんな人なんだ!!」と、作品を楽しみながらその人を自分の頭の中で想像することができるからです。この展示会を経て私が感じたミシェルゴンドリーについての印象は「嘘をつかない人」ではないのか?ということです。CGやエフェクトを駆使して映像をかっこよく見せるってことをあまりしないで、どちらかというと生っぽい映像を作る人ではないかと思いました。あくまでもこれは個人的な印象ですが。とはいえ、展示会だけではミシェルゴンドリーの人物像が見えなかったので、この人が手がけた作品を帰宅して見てみた。ケミカルブラザーズのStar Guitarだったのですが、すごいと思ったのは映像と音のシンクロ!!なんだろうこの感覚、どういった表現が最適なのか分かりませんが、映像と音の阿吽の呼吸を感覚として覚えました。バリバリにCGを使った映像もスゴいと思いますが、ミシェルゴンドリーの作品のように、ある種アナログのような映像美は個人的には好きです。私は映像うあ音楽に関してはズブの素人なので難しい事はあまり分かりませんが、こう何と言うかストレートに伝わる小気味よさは感覚的にキモチイ!!これを機に、PVだけでなく映画の作品も見漁ってみたいです。
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