• 2015年10月18日

    帰省して初めて知ったこと。

    others-kiji-17

    先週土曜日、2年振りに熊本に帰省してきました。

    熊本といっても、私の地元は最南部の人吉市というところ。
    鹿児島と宮崎との県境に位置する小さな町です。

    実家から30分ほど歩くと私が通った小学校に着くのですが、
    その道のりですれ違った人はたった3人で、すべて高齢者の方々。
    といった感じのとてものどかな町です。

    帰省中に酒蔵で杜氏をやっている友達と会った時、
    ちょうどその酒蔵の真向かいにある古くて小さな神社が、
    「夏目友人帳」というアニメのオープニングで流れる場所だと初めて聞きました。

    聞くところによると、オープニングでその神社が登場するだけではなく、
    その界隈の様々な風景を見ることができるとのこと。

    アニメ自体に明確な舞台設定はないそうですが、
    昔から目にしてきた景色が夏目友人帳で見れるとは何とも嬉しい限りです。

    夏目友人帳とは、妖怪を見ることができる少年が、
    様々な妖怪たちと出会い、名前を返していく物語とのこと。

    主人公である夏目の祖母が、その昔妖怪をいじめ負かした結果、
    奪った名を集めた契約書がその作名にもなっている「友人帳」。

    以来、自分の名を取り戻そうとする妖怪たちから狙われるようになった主人公は、
    とあるきっかけで用心棒(自称)となった「にゃんこ先生」という猫のような妖怪と一緒に、
    妖怪たちに名前を返す日々を送るはめになったそうな。

    このアニメの影響で国内外を問わず人吉に訪れる観光客も増えたそうで、
    写真の右側に写っている2人もその探訪者でした。

    話を聞くと、福岡から訪れた大学院生(女性の方は中国からの留学生)で、
    日本のアニメとその舞台について論文を書くのだと言っていました。

    やはり地元に観光客が増えるのは嬉しいものです。
    人吉市のことをより多くの人々に知ってもらい、活性化することを願っています。

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